1999 Expedition Tokara -宝島-

宝島の河野より、6月29日午前7時10分に携帯電話で事務局に入った連絡によると、本日は宝島をスタートし小宝島までを予定していたが、悪天候のため出発できず、宝島に停滞する、とのこと。

同連絡によれば、「昨日の休養で体力は回復した。二人とも（河野、米田）元気だ」「宝島－小宝島の間の距離は約15kmで、宝島からよく見える」「強風が吹いている。向かい風だ。沖合いには白波が立っている。今日は出港しない」「昨日は島内の観光、鍾乳洞も見た。

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夜は地元の方とバーベキューで交流。夜はテントで野営。携帯3電話は通じる。地元の方も利用しているし、地元の方からも、トカラ列島は携帯電話は通じると聞いた」

スロープに艇を停めて、荷おろし。シーカヤックの積載力が分かる（この冒険航で撮影。撮影日・場所は不明。）。この艇は外洋冒険用のため、積載するだけ安定するが、その分漕ぐのにパワーを必要とする。

元気で体力が回復したというのは、何よりの報だ。

29日夜に事務局がコンタクトした時点では、島の方々と露天風呂を楽しむなどしている様子。前線が停滞しているため、明30日の行動は未定。天候が回復するようなら、午前7時以後に行動を開始することになるだろう、とのこと。