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Monday, July 11, 2011

遂に、梅雨明け。暑いあつい日々がやってきた。夕方になって熱した道路が冷めても、まだ30℃を切らない気温に、散歩に出ようとしないCub。寒冷なニューファウンドランドが故郷のラブラドールレトリーバーなどには、夏は辛い季節だ。

そんな夏が苦手のワンコに朗報なのが…

スワンプクーラー。

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気化熱を使って冷却する装置全般を、英語で「スワンプクーラー」と呼ぶのだが、これは、着るスワンプクーラー。幾つかのメーカーから出ていて、どれも良さげだが、今回Cub用に選んだのは、米RUFFWEAR製の、Swamp Cooler cooling vest。今回は、以前にも幾つかの商品を取り寄せて、対応が丁寧だったWebショップS&Aから購入し、翌々日には届いた。

説明を良く読むと、どうやら「氷水で冷やす」とある。ただ気化熱を利用するだけでなく、確かに、その水そのものが冷たければ、よりひんやりするだろうからと、早速ぬらして、Cubに着せてみた。最初は、何か着せられた時同様「で、私はどぉすりゃ良いんでしょう」とでも言いたげな静止状態だったCubだけど、いざ散歩に出ると、暑さを忘れて良く歩く。一目瞭然「効いている」のだ。

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コツは、説明にあったキーワード「氷水」。氷水でも良いし、凍りかけ状態まで冷凍庫で1時間〜1時間半ほど冷やしても良い。これで、40分くらいは冷たい状態が保たれる。後は、氷水をかけて濡らせば、そこそこ効果が持続する。その効果は傍目にも分かるらしく、犬トモダチの飼い主さんたちも、興味津々。早速買ったという方も出てきたが、なんでもRUFFWEAR製は売り切れ続出らしい。

唯一欠点は、雨の日には通用しないこと。湿気があれば水が乾かず、従って気化熱を奪って行く機能が損なわれる…とはいっても、夏はたいてい「晴」。ワンコが適度な運動を伴いつつ、元気にこの夏を乗り切るには、やはり、これに勝るものはないだろう。


最近は、着せてやってようやく表に出ようとするほどで、どうやらもはや、Cubにとっても必需品。熱中症なんぞにならんよう水補給しながら、冬場の半分ほどの距離ながら、スワンプクーラー着用のお陰で、なんとか散歩できている。

小型犬なら、左のような製品もある。それにしても、どれもこれもどうしてベビー服のような色なんだろうと思うけれど、実際に役立つ以上、さしあたってあるモノを使うしかない。できたら、メーカーさん、もっと恰好良くこさえてくれんかなぁ…。