RAAM1996
- 6日目 -


このレースに昼夜の区別はない。眠れば、それだけ遅くなる。6日目の時点で、トップを行く選手の平均走行距離386マイル・日。 そして、桜井選手304マイル・日。速度差など、様々な要因を積み重ねた結果が、距離差として出る。トップから48時間がゴールリミット。 桜井選手は連日2時間程の睡眠でレースを続けている。レースは今日で中間点。過ぎ去った時と来るべき時の狭間で、 ただひたすらペダルをこぎ続けていた。(写真上・DC-2で撮影)

ナイトランはペースカーの照明が頼り。真っ暗やみの中にペースカーの照明で照らし出された車線が、まるで綱渡りのロープのようだ。(写真右・DC-1で撮影)

自転車。この最もプリミティブな乗り物で、桜井選手は今、自分の持った全てを出して、地球と遊んでいるのだ。


オクラホマ州の云われなどに興味がおありの方は、上のメインの写真をクリックして見られてはいかが?

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©Daisuke Tomiyasu 1996