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Tuesday, August 30, 2005

Jcom神戸芦屋では、BBCが視聴できない。住友商事から合弁会社JCOMになって、神戸・芦屋の有線放送からBBC(British Broadcasting Corporation/英国放送協会)の放映がなくなって、久しいという。幾度希望を提出しても… まるっきり駄目。当初神戸地区だけの放送だった当時は放映されていたものが、合弁会社設立とともになくなった。BBCがなくなるならと契約を破棄した方まであったというのに…(Jcomの顧客サポート担当者談)。しかも、同系列の他の地区ではBBCが視聴できるところもある。要望の大きいであろう神戸芦屋地区が、どうしていつまでもBBCの難視聴地域なのか。

住友商事は、この文教で知られた地区の人間には他国の教育的な放送を提供しないことで、情報から隔離することを権力筋から要請されてでもいるのだろうか。

そういう私はCS放送でBBCを受信しているが、有線にスイッチしたくて仕方がない。今や、残る障害はこのBBCだけ。

なぜCSからスイッチしたいかといえば、独占になってからというもの本当に良いことがないからだ。先ず、国会TVがなくなった。一時、田中真紀子さんが外相を務めた前後には、田中節が見られますとばかりにセールスしておいたのに、バッサリ切り捨てた。画質においてはDirecTVのほうがSkyPerfectよりも遥かに上回っていた。加えて、神戸からは奈良・和歌山方面に厚い雲がたちこめると、途端に視聴不可能となる。つい先日も、半日がかりでU-BOATの全編ノーカットを見ていたら、最後の最後、一番良いところでアウト。一体、何を考えてあんなに低い角度で衛星を上げたのか。或は、受信アンテナ利得をこの程度で抑えざるを得ない理由が特にあるのだろうか。
もう一つついでに言えば、こちとら視聴料を支払って見ているというのに、脳味噌が腐りそうな大ボリュームの、見たくもない広告を長々と見せられるのも我慢ならない。あとン百円だしたら広告なしで視聴できますってぇんなら、払うよ、私ゃ。そのほうが、あの拷問のような広告を見聞きさせられるより、どれほどマシか。

そんなわけで、現在のCSはフラストレーションがたまる一方で、とても金額に見合ったサービスを享受できているとは思えない。だから、有線にスイッチしたいわけだけれど、唯一の障壁が、前述の通り、BBCというわけだ。
BBCワールド・ジャパンにもメールで問い合わせたし、Jcomにも複数回問い合わせたが、その結果は、冒頭の経緯が分かっただけ。いずれも問い合わせが多いそうで、担当者が可哀想になった。一体、ジュピターテレコムの経営陣は何を考えているのか。視聴希望者の問い合わせなど、全く見ても聞いてもいないのだろう。さもなければ、両方の担当者が「問い合わせが多い」という局を、しかも流している地域がありながら、どうして要望の多い地区で「再度」放映しないのか、理解できない。もともと放映を止めたのも理解できないが、その当時は再開するという話だったとも聞く。

幾度も問い合わせるのは、結局同じ担当者が電話してきて、双方で愚痴るだけになるので、辛抱たまらず、このblogに書くことにした次第。どぉせ、こんな実情が続くようだから、経営者なんて名前だけの大商社の民間版天下りトップがボォ〜っと名前を連ねるだけで高給を取っている程度なのかも知れないが、そのせいで契約したいと思っている視聴者や、その声を受け止めながらどうにもできない担当者がいると思うと、腹立たしいったらありゃしないし、顧客サポート担当の方にも気の毒だ。

「映像、音声、高速インターネットサービスとデジタル化がもたらす大きな可能性を、お客様のニーズに応えた良質な商品として提供することにより、お客様に豊かな生活を実感していただくことが重要な使命だと考えて」(同社IR情報より)ないから、この体たらくなのだ!!。皆が皆、エロ映画や地上波と変わらん番組を銭出して見て、豊かな生活を実感するわけがあるまい。襟を正して「ちゃんと」自ら謳っている務めを果たしてしてもらいたい。