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Wednesday, December 24, 2008

11月のある日のこと。六甲山カンツリークラブのドッグランが今年最終日と聞いて、カブ連れで出かけた。ドッグランデビューだ。

cub@dogrun

最初は他の犬に混じって楽しくやっていたのだけれど、あきてくると一緒に歩き、アジリティのさわりを練習してみたり。で、家内が連れて歩いた後、私のほうへ走ってきているのを撮ったのが、これ。この直後、ファインダーから吹っ消えて、アレッ?。脇からボーダーコリー二頭が体当たりしたからで、大笑い。

cub@dogrun

ボーダーコリーの一日中でも走り回る元気さには、カブも降参。

カブには、アジリティにもあるジャンプは練習させているし、ジャンプを応用して獣医の診療台に自分で飛び乗るくらいは、できる。ただ、専用の競技用具で練習してはいないから、バーが相手になると下をくぐりがち。引き続き訓練しているけれど、こればかりは、毎日のように繰り返していればいつかはモノになるだろう、というようなことだし、競技会にエントリするわけでもないのだから、まぁ慌てずに、長い目で楽しめれば良いってこと。

でも、ドッグランやアジリティ施設は、公園にあっても悪くないと常々、思う。狂犬病予防接種などのデータと合わせてICチップの埋め込み鑑札を導入し、ドッグランへの入場が有償だとしても、前払い方式で支払いデータをチップデータとオンライン照合し、ドッグランへの入場をコントロールする ─ そんなシステムができたら、公園内のドッグランを市民と飼い犬が利用するようにもできるだろうに、と、夢見る。人間様の公園はたいてい無料だけれど、ドッグランは有償でも成立するだろう。それに、賢い犬が増えて、つながれっぱなしでストレスの溜まった犬が減るなら、犬と共生している人間の社会も、僅かであっても良くはなるだろう。有史以前から共同生活をしてきた犬を人間の都合で滅ぼすようじゃあ、いいわけがない。

役人は「犬はクサリでつないで飼いましょう」なんて言うわけだけれど、人間をクサリでつなぎっぱなしにしたら、どうなるか。犬だって同じ。リードは手をつなぐ代わりであって、拘束のためではない。

マーリー

閑話休題、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を読んだ。表紙で、本の帯が隠しているマーリーのヨゴレた脚が、マーリーがどんな犬かを物語っている。映画化もされていて、この24日からアメリカで公開来09年4月には日本でも公開されるそうだ。ラブラドールファンにお勧めはもちろんのことだけれど、これからラブラドールを飼おうかと思う人にも、一見をお勧めする。飼い方に失敗したら、犬も人間も不幸になってしまう。だから、盲導犬や警察犬といったエリートをイメージするばかりでなく、マーリーのようなやんちゃ坊主も知っておいたほうが良いだろう。カブも、マーリーほど酷くはない(と親バカで思う)ものの、やんちゃである。

で、話はそのマーリーに出てきた一フレーズのこと。ラブラドール・レトリーバーのイングリッシュ系とアメリカン系の違いについてで、野外活動や競技会に向いているのはアメリカン系。運動能力に優れ、背丈が高く、スレンダーでスリムだけれど、興奮しやすくて神経質。イングリッシュ系は背丈が低くずんぐり型で、やさしく、大人しく、穏やか。どちらもそれなりに可愛いワケだけれど、AKCでは別種に分類することを検討しているほど性質もシルエットも違うのだという。

さぁて、カブはどっちだろう。大きさはアメリカのケネルクラブの標準サイズを超えてしまったほどだから、大きい。でも、シルエットはずんぐりしているようにも思うし、性格はどちらかといえばやさしい。どっかで混ざって「ジャパニーズ」…違うか。ま、関西生まれのお笑い系なのは間違いないようだけど…

カレンダー A1サイズ

親バカで、昨年に続いて今年もカレンダーを作った。大きな顔してますナ。