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Monday, April 07, 2008

今年は麓からの桜前線の駆け上がりが早いようだ。5・6日の週末、夙川や芦屋川といった名所は満開で、凄い人混み。けれども…

例年なら六甲山の桜はようやくほころび出す程度だったように思う。それが、今年は六甲山上も次々と花が開き、種類によっては既に満開。

陽気に釣られてカブと一緒に登って行くと、昨年はさっぱり咲かなかったコバノミツバツツジも咲き出していた。

ゆったりとしたペースで登山道を下ってゆくと、次々と植わる桜が、春爛漫とばかりに楽しませてくれた。

桜は気温次第だけれど、コバノミツバツツジのほうは、ツツジとともに連休の頃まで、登山者の目を楽しませてくれるかも知れない。

下りつく先の保久良神社の枝垂桜は圧巻。薄暗い境内裏を通り抜けると、そこにはまるでスポットライトを浴びているように、鮮やかな花。登山の疲れが吹き飛ぶ一瞬だ。売店一つない静寂の空間で、ひとときの安らぎが心ゆくまで楽しめる。もっとも、梅林のほうの隅の桜の下では、荷をを担ぎ上げたのだろう、宴を張った学生たちが楽しそうだった。彼らは無事、猪に襲われずに宴を終えただろうか…。

花よりダンゴ@保久良神社
満開の、保久良神社の枝垂桜

保久良神社の狛犬と枝垂桜
保久良神社境内の狛犬