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Thursday, December 13, 2007

このタイトルで記事掲載したのは2年前の8月。2年4ヶ月もの間待ち続けたが、結局、Jcom神戸芦屋は全くBBCを放送しようとしない。地上波デジタルが3年後に迫る2008年になろうとしている今どき、さすがにこちらが参った。それに、万一の場合のバックアップや機械類の初期投資が惜しかったISDNも、時代遅れ。で…

Jcomと契約した。と言っても、インターネットアクセスはeonetのFTTHで、社用電話とファクシミリも同じFTTHに載せている。社用電話の変更では電話番号も変えたのだが、それは勧誘などの電話があまりに多く、仕事の邪魔になるから。とうとう、電話番号をイエローページに載せるなんてとんでもない、という時代になってしまった。

しかし、自宅の電話は番号を変えると色々登録してあるものの変更が大変なので、番号はそのまま。スカパーで受信していたテレビと電話を、Jcomのサービスに変更したのだ。スカパーの契約はBBCだけにしての、ケーブルとCSスカパーの二本立て。NTTのISDNを止め、NHKの受信料もJcomで団体払い。電話とテレビを合わせて、インターネットとテレビに息子が使っている分が加わるから、地上波デジタルに対応した上にBSハイビジョンも受信可能として、なおかつ我が家全体での支払額は僅かだが減ることになった。

御利益は減額の他にもある。先ず、BBC一局のために解約できないとはいえ、勝手に国会TVもオンエアしなくなるような体たらくの上に、低高度のために悪天候ですぐに視聴できなくなるスカパーとの契約を最低限にできるのは、精神衛生上よろしい。加えて、これまで商用ネットの時代から散々払い続けてきたミカカ代(NTTをキーボードで叩くとき、それらがカタカナのミカカに当たることからついた隠語)貢君も卒業で良い気分、という具合。

それにつけても、と情けなく思うのがISDN。「いったい・それで・どう・なるの」の略かと形容した某大新聞の女性記者がいたそうだが、今や「いったい・それで・どう・なったの」だ。スタート当初はG4ファクスなどの潜在ニーズがあっただろうに、技術者を冷遇し売り損ね、インターネットの普及にあたってようやく「ロクヨン・ロクヨン・イチニッパ」などと売り込んだが、あっと言う間にADSLが登場して御利益が消滅。商業印刷目的でもIllustratorなどの原版データをインターネット越しにストレスなくやり取りできる今、どんなに鮮明だろうが早かろうが、G4ファクスは不要。さぁて、電々公社時代に技術開発に費やされたであろう費用(税金)は回収できたのだろうか。

今は、脇で小山になっているISDN機器をどうしたものか、考えあぐねている。とっておけばいつかは博物館か!?。

ともあれ、残るはBBCの疑問。どうしてJcom神戸芦屋やeonet(K-CAT)はBBCを放送しないのか。ひょっとしたら、スカパーの最後の綱だからではないか。つまり、これがなくなるとスカパーとの契約を打ち切る視聴者が少なくない、そのかなりの数がこの地域にいる。そのため、スカパーはバックリベートを渡してでも神戸芦屋にはBBCを放送しないように、手を回してはいないか。もしそうでなく単純に視聴者が増えれば良い話なら扱う業者が多いほど良いだろうに、同じJcomで、同じ関西の高槻などでは提供しているBBCを、神戸芦屋が放送しない理由が分からない。基本料とBBC1チャンネル合わせて1355円(410円+945円)を払ってもBBCを視聴する私のようなBBCファンの視聴者は、1355円から1円でも安いなら、スカパーを解約してJcom神戸芦屋だけにする価値はあるのだが、ねぇ…。