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Thursday, March 17, 2005

このビットの荒野では、一つひとつのデバイスなんて、そこらじゅうに自生する野草のようなものに過ぎないのかも知れない。地平線まで、果てしない可能性の種が、明日にも芽吹こうとしているし、その先には、まだ夢にも描かぬ人類の未来がある。

それは朝焼けの地平線か、はたまた夕日の地平線だろうか。決めるのは今の、私たち一歩一歩だ。


降り注ぐ雨を希望に、照りつける日差しを力に。そして、優れた種を豊かに実る穂に。ビットの蓄積が織りなす森羅万象を現実とする創造力よ。

デジタルデバイドという、夜と昼の間に横たわる朝霧の時を過ぎて、目前に広がる荒野への第一歩を踏みしめて…

南極熊


  • blogのテーマ画像は、アメリカ・ネヴァダ州の野生馬。馬齢を重ねた主のやぶにらみと通じるところがあるような気がして、この画像にしています。
  • 南極熊:1958年1月製造のオジン熊。かつてパソコン批評誌にてコラム“バグのたわごと”を連載執筆。[もっと…]