HOME BORG トップへ TeleVue テレビュートップへ Orion オライオントップへ METEOR

南極熊アイコンNikon950で星をコリメート撮影した場合のピンぼけについて

Nikon950で月や惑星、天体を撮影していると、モニタではピントが合っているにもかかわらず、撮影結果ではピンボケになってしまいます。

これは、恐らくNikon950の色温度などの自動調整機能が働いているために、焦点が定まらなくなってしまうのではないかと考えられます。と、いうのも、撮影しようとしている間にも、メカ的な作動を伺い知ることができるからです。

そこで、これをオフにしたらどうだろう、ということで、実験したのが下の月の画像です。

自動調整をオフにした場合の月自動調整をオンにしたままの場合の月=ピンぼけ

自動調整をオンにしたままの場合の月自動調整をオフにした場合の月

ご覧の通り、マニュアルモードのメニューで選択できる撮影メニューの2にある露出固定の項目で、僅かな差ではありますが、露出固定をON側にすると、かなりピントが来るようになりました。なお、これでもまだ滲んだような状態なのは、ご存知の通り、シーイングの悪さです。決してカメラや望遠鏡のせいではありません。

by 南極熊 - Daisuke Tomiyasu

pictinas.com/tomi HOMEへ | 晴望雨網TOP