今日、Canonからハガキが届いた。そのハガキには、想像しただけでも恐ろしいことが書いてあった。Vistaで編集したら画像が消えるというのだ!
そのハガキ曰く
「Windows VistaTMが搭載されたパーソナルコンピューターにおいて、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds」および「EOS-1D」で撮影したTIFF(RAW)画像データを一定の条件下で回転または編集した場合、オリジナルの画像が消失することが判明し、弊社ホームページにて2007年2月28日に「重要なお知らせ」として掲載いたしました。」
「Windows VistaTMが搭載されたパーソナルコンピューターにおいて、WindowsエクスプローラやWindowsフォトギャラリーを使用して、対象商品で撮影したTIFF画像を回転させる、または画像のプロパティを編集*すると、オリジナルの画像データが消失してしまう現象です。なお、消失した画像を復旧することはできません。(*編集の対象となるプロパティ例:タイトル、表題、評価、タグ、コメントなど)」
とあって、さらに注意を促した上で回避方法として
「WindowsエクスプローラやWindowsフォトギャラリーは使用せず、キャノンの画像閲覧編集ソフトウエア「ZoomBrowserEX」をご使用ください」
…つまりは「Microsoftが提供する機能でいじったら消える」というのだ。
こりゃあ酷い。ドライバがないとかアプリが未対応とか、iPodが壊れるとか悪い噂を見聞きするが、プロ・アマ問わず、写真家にとって画像が消えるのは最悪だし、子供の大事な写真をいじろうとしたら消えた、なんてぇのも許し難かろう。
もともと何があるか分からないから、先にHDDに移したデータをCDやDVDに焼いて保存用とし、そうした作業の上で画像データがちゃんとあることを確かめるまでは元のカードのデータは消さない、というような習慣がついていたらまだしも…いや、それにしたところで、次を撮るために急いでHDDに移しているときなど、たまったモンじゃない。クライアントに渡すCDを焼こうとノート上で整理していたら消えたなどということが起きるのじゃあ、使えない。
やっぱりM$だったなぁ、と思うこと、しきり。ちなみに当方、評価用の一台ですら、ServicePackが出るまでは待ち。業務用の導入はMacメインで「あり得ない」から良いよぉなものの、それにしても、良くもこんなんをリリースしたものだなぁ、と、心底呆れ果てている。
Posted by nankyokuguma at 16:32:56. Filed under: Photo
