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Tuesday, April 04, 2006

毎日使っているモニタは、Apple 23inシネマディスプレィとSHARPのLL-T2015のデュアル。この大画面にも慣れてしまって、今や仕事が忙しくなると狭いと感じる。が、それはさておき…

(4/5 その後について追記) 仕事の都合でどうしても急ぎ入手しなくてはいけなくなった21インチ相当のモニタ。しかし、店頭選択肢は非常に限られていた。これが先ず、ケチのつきはじめ。まぁそれでもしばらくは良かったのだが、使い始めて10ヶ月ほど経ったとき、SHARP LL-T2015の上部に黒いシミができているのに気付いた。雨漏りでできた雨のシミのように、黒々としたたっている感じの影は、どぉも精神的によろしくない。

画面上端のシミ
ちょうど息子用でもモニタが必要となり、DELLの21インチが安かったので、それを一時つなぎの代替品(後は息子に)にして、思い切って修理に出してみた。ちゃんと症状の説明図もつけたのだが、なんとメーカーは「再現せず」と言ってきた。再現しないもなにもあるもんかと腹が立ったが、しばし短時間しか使わなかったらしく、それで症状が一時的に緩和された…ような気がしたのもつかの間、だんだん酷くなり、今ではもっと目立つ黒さ。(写真参照)

少なくとも私は、家庭用テレビを含めてSHARPの液晶は金輪際二度と買わないと思う。先ず、症状が「再現せず」というその時の態度がいかにもよろしくなく、誠意というものが、微塵もない。そうやってユーザーを馬鹿にしたければ、したらいい。でも、製品を買うのは誰か。決め手になるのは、何か。

実は、息子用に買った数万円安いDELLのほうが、このSHARP製品よりはるかに、色再現性や調整による色合わせに従順で、キチンとしていたのだ。2chにはこの製品の液晶はSHARP自社製ではないなんて書き込みがあったが、そんなことは代金を払うユーザーの知ったことではない。ユーザーには、支払う駄賃に見合う製品を入手する権利がある。SHARPが考える駄賃がこの程度なら、その間尺は私とは全く相容れないし、SHARPが考えるユーザーサポートがこんなことなら、うたわれているCAD用=業務目的なんてことは、あり得ない。確かに、Appleの23インチディスプレィにも似たようなシミは出来ている。だから、液晶モニタというのはこぉした経年症状を呈する欠陥を持った類の品なのだろう。だが、場所と大きさ=気になる度合いがまるで違う。

結局、同社は所詮、家庭用製品のメーカーなのだ。液晶のSHARPなんて耳にするからと思ってみたが、完全なる間違いであった。懲りたメーカーには二度と手を出さない ─ これだけは極めて当たり前の、普通の感覚だと思う。その昔、同社製のFズレする小型ラジカセを買ってしまったこともあったが、其の時は返品交換で他メーカー品にした。結局、こうした苦い経験を忘れていたのがうかつだったのだ。トホホ…

─ 以下4月5日 ─
ネット上に書いたまま放置していたのでは、闇討ちのようだから後味がわるいと、同社のお客様相談センターにメールを送っていたら、反応があった。また動きがあれば追記するが、どうやら、今度はきちんと修理対応していただけそうな雰囲気だ。