永〜いお付き合いは、人間同士(腐れ縁とも言う…)や一生モンの道具、ペットなんかなら良いのだけれど、病気は絶対イヤ。そんな絶対イヤな病気の中でも、とりわけしつこいのが水虫。そんな、長年悩まされてきた水虫に、こんな救世主が現れるとは…。

▲オッサン熊には似合わん容器だが、効く。
商品の売り込みブログに閉口しているから自分ではあまり書かずにきたが、これは実体験だから良いだろう。アメリカやオーストラリアの撮影旅行中なんかは、砂漠が多くて乾いていたり氷点下だったりしたせいだろう、水虫は治っているというか、引っ込んでいた。帰国してしばらくすると、じわじわと痒くなりだし、ふと足の指の間なんかを良くみると、再発。皮膚科に行ったり、薬局で薬を買ったり、はたまたあれが良いこれが良いと聞けば試し、治っては再発、を繰り返してきた、実にしつこい奴。
その挙げ句、最後に今治療に努めているのが、犬がやってきて毎日散歩に出るというのに、痛いほど酷くなった水虫。冬に一度治っていたのを、春先から再発防止にと、効かないが故に残った薬を塗っていた。先にクリームの薬を使い切り、嫌な予感はしつつも液体の薬を付けていたら、その液薬の塗布口部分に菌がついていたのか、あにはからんや逆に目一杯酷くなった。
たまらずあれこれ塗ったり、久々で蝋燭治療(その昔、大学一芸入学を果たした高校生のアイデア)を試したり、とやっていたのだが、最後の頼みの綱だった一類医薬の通販がなくなって、さぁ一大事。かなり改善してくれた薬の入手のため、数件の薬局を訪ねてみていて、最後にようやく見つけた一軒の薬局。あぁだこうだ言う前に、クリームでも液でもない、一類で購入できた軟膏の水虫薬は、一種類。私の症状では、液体の薬を塗ったら再発したのだから、論外。クリーム薬も今一つ効かない。
で、やっとこさ軟膏を手に入れたのだが、そこで薬剤師さんに紹介されたのが、コラージュフルフル 液体石鹸。持田製薬と聞いて連想するのはベビー用の石鹸なんかで、ええ歳こいたおっさんが使うようなもんかいなと半ば馬鹿にしながら、試供品を貰って帰って使ってみると… なんかちゃうで。
ただ洗って薬を塗っていた時に比べて、全く薬の効き具合が違って、治癒して行くのが良く分かる。こりゃあ良いなぁ、というんで、同じ水虫に悩む中学当時同級生だった薬剤師に教えると「ミコナゾールを石鹸に入れた!?」と幾度も突っ伏して呆れていた。彼によれば、昔は皮膚科で処方してもらっていた結構ありがたいお薬だったようす。確かに、昔っからある水虫薬の主成分もそうだ。ならばと、最初に買った軟膏を使い切って二本目を買う時に迷わず、コラージュフルフル 液体石鹸 250mlを買った。
使い出してそろそろ3週間ほどが経ち、水虫の状態はかなり治癒状態に近づいた。もう一息。もちろん、毎日コラージュフルフルで洗って、薬を塗っている。人によって個人差もあるだろうし、こういうのは合う・合わないもある。皮膚科に行くのが一番だと前置きして、だけど、一進一退のような状態の方は試す価値はあるだろう。何より、私には実際、効いている。

さわやかな夏空に、紫外線も効くらしいと日に当てたつま先が、ポッキー焼けならぬマッチ焼けみたいではあるが、水虫でボロボロだった頃を思えば嘘のよう。教えてくれた薬剤師さんに、感謝。
Posted by nankyokuguma at 12:13:51. Filed under: Health
