Skip to main content.

Thursday, June 05, 2008

ずっとタイミングを見計らっていたMacのノート型購入に、この度やっと踏み切った。LEDバックライト液晶など節電効果の大きな変更もあったし、Leopardの様子見もあったが、そろそろ潮時だと思ったワケだが、その背後には全く使い物にならないWindowsノートの存在がある。HPのNX9010を…

入手して数年になるが、この間、OSが壊れること二度。さすがに二度目に壊れて再インストールを行った後は、もう移動用の環境を構築する気にはなれず、制作したWebページのIE7での検証用のみとなった。IE6はもう一台のデスクトップで行っているのだけれど、こちらも妙な具合。XPとなって以後、Windows機を信用することはなくなり、辛抱してWindows2000にしがみついていたのだけれど、諸事情でその環境を失ってからというもの、Macのほうが順調に馴染み、もはや検証と、Windowsでしか動かないアプリを使う以外には、Windowsを起動する気にもならなくなった。

そんなわけでMacbookが欲しかったのだが、さて、素のMacbookにするか、Proか、はたまたAirかと比べ悩みながら月日を浪費し、今やっと、決断に至ったわけだ。

届いたMacbook Proが自分の環境になるのには一日とかからなかったが、これは良くできた移行ツールのおかげ。マルチタッチトラックパッドはすぐに指に馴染み、まるでずっとそうやってきたかのようで、別にマウスを持ち歩く必然は全く思い浮かばない。キーボードのタッチも良ければ、Spacesで広がるデスクトップも重宝だ。唯一悲しいのは重さだが、まぁ、仕方ない…かなぁ。

Windowsのノートがとかく軽いのはともかく、長いバッテリー寿命というのは環境設定にどんなに時間をとられても大丈夫ですという皮肉に感じる。それほど、XP以後は信じられず、また、バルーンメッセージなどのサポートはお節介だ。筐体が強いという機種には、「最後に頭にきたらどうぞぶん投げてください。それでもメカ的には壊れません」という意味か、とすら思う。どんなにハードが頑強でも、中のソフトがWindowsでは、現場で環境を再構築したくなければ非常用に同じ環境を作ったマシンがもう一台、予備として必須。でなければ仕事に供することなど、あまりに色々経験を重ねてしまった私は、怖くてできない。

最後のWindowsとの接点だったWindowsにしかないアプリ─天文画像処理のステライメージとレジスタックスが、体験版のCrossOverでWindowsなしでも使えることが確認できた今、もはや全くWindowsに未練など、ない。これでWebページの見栄具合の検証がなければ、触らずに済んで幸せなのだけれど…。

iPhoneがSoftbankからリリースと決まったことだし、これでますます林檎漬け。ただ、一つひっかかる雲行きが…(以下次回)