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Monday, March 17, 2008

やっと寒さも緩んで、カブの散歩もほんわかした空気の中を泳いでいるような気分。そろそろだろうと… 魚屋道を登り、登山道を西へ辿って、保久良神社の梅林へ向かってみた。

梅林のカブ
たどり着いてみると、ちょうど見頃。梅を楽しむ人、たたずむカップル ─ 文字通り“春らんまん”だ。梅の甘い香りが満ちて、カブもどことなくホンワカした顔のような気がする。

福岡にも太宰府という梅の名所があるけれど、これほど低く剪定して作り上げてないせいだろう、香りを強く感じたことはなかった。あっちはむしろ梅干し用か。

保久良神社梅林で
甘い香りに疲れを癒しながら、担いできたカメラを三脚に載せてシャッターを切る。梅は花が小さく枝が目立つので、なかなか絵になりにくい。6×6相当へのトリミングを前提に、寄った梅の花にボケでカップルを入れてみた。

もう一月〜一月半もすれば、桜やコバノミツバツツジが美しく咲き乱れる。一年で一番六甲山が映えるシーズンなのだけれど、コバノミツバツツジは年によって全く駄目なことがある。昨年はさっぱりだったけれど、さて、今年はどうだろう。

保久良神社梅林

僅かな標高でも、花の咲く時期は麓のほうからは見事にずれていて、神戸の桜前線は暖かくなるに伴って六甲山を登ってゆく。平野部の学校などの桜を先ず楽しみ、次いで山上でと、ちょっと長めに楽しめる。

都市に隣接してこれほどの自然があるなんて、関西人は恵まれていますぞ。