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Tuesday, December 17, 2013

デジカメ類の多くが、今やSD。キャノンのDSLRはCFだったが、最新の6DはSDになった。WiFiカードが使えるなどするから、それはそれで重宝だし、これといって故障やトラブルも未経験なので、まぁ大丈夫なのだろうとは思う。だが、問題なのが「読み取り」だ。

壊れるカードリーダー

SDカードがでてからこのかた、あれこれ使ってはきたものの、全く外れの連続だったのが、SDカードリーダー。少々お高くても信頼できるものが欲しい、使い続けられるものが欲しいと思って物色しては買ってきたのだけれど、どういうわけだか、値段や機能とは無関係に、すべからく壊れた。使っているうちに、刺してもカードがコンピュータに認識されず、読み取れなくなるのである。

サンディスクのリーダーに至っては、最初に買ったのが駄目で、メーカー交換。送られてきた代替品は機能したが、これも、しばらくすると故障。まぁ少しはもったかな、という程度だった。

しかし、CFのリーダーは壊れない。また、カメラボディのスロットも、一時など、旧くて使わなくなったデジカメ本体をリーダー代わりにしていたこともあるほどで、壊れたことはない。それだけに、なんでSDカードリーダーだけは壊れるのか、不思議である。

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発想の転換

そこで、発想を切り替えた。カードリーダーを使うのではなく、カードアダプタならどうなのか、と。CFスロットでSDを使うアダプタを介して、SDを読みとってみることにしたのだ。品物は、Amazonで適当に良さげなのを見繕って「 DeLOCK SDXC/SDHC/SDカードをCFカードTypeIIに変換するアダプター 」というのにした。

送られてきてみると、なんともシンプルで、CFの脇にSD用のスロットがあり、そこからは基板が見えている。まぁ、つくりはこんなもんなんでしょう。

ところが、それからかれこれ、もう半年以上…9ヶ月も使っているのだけれど、壊れない。キッチリ正確に、エラーなくデータを連日読み出してくれている。つまりは、大正解。こんなことなら、早くこの手を使えば良かった。

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他にも、WiFiカードをCF仕様のカメラで使うなど、用途はある。もっとも、カメラに直接使うのは、接点が増える分だけエラーリスクを抱えるわけで、あまり気持ち良くはない。読み出すだけなら、カードの中身さえ消えなければ大丈夫だけどね。いかにSDカードリーダーが安価だからといって、毎月のように買っていたら、あっというまにン万円。おまけに、読み出せないでいる間のイライラも募る。

と、いうわけで、SDカードリーダーの故障に泣いている方は是非、CFアダプタをお試しあれ。