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Archives

This is the archive for 2009年01月

Tuesday, January 13, 2009

これまで、燃費や動力性能のために軽量化をうたいつつ、一方でSUVの流行のように人々が実際に所有する車体が重くなり続けてきたのには安全性も絡んでいるのだが、そこは樹脂ボディなど新素材と、電子制御の更なる飛躍が求められるところだろう。ぶつかってから安全な車ではなく、ぶつからない車にしてしまう ─ アクティブ・セーフティだ。インフォモビリティや…

Monday, January 12, 2009

クリーンディーゼルやクリーンディーゼルハイブリッド、電気、水素といった動力源が環境に優しいのは言うまでもなく、メーカーも今や開発・市販化に躍起のようだ。今年発売されるという三菱のiMiEVは160km連続走行可能だそうだが、走行距離をさらに伸ばす取り組みが求められる。それは、必ずしも一度の充電での走行距離を伸ばすだけではなく、頻繁な充電を可能にすることでも良いし、充電池を交換式にすることでも対処できそうだ。

ところで、環境性能には…

Sunday, January 11, 2009

ドライバーシートがオーナードライバーとしての満足を与えうるクオリティであることも、重要。そうでなきゃ、維持する気力が失せるというものだ。実際、車が売れない背景に所有しない選択があって、カーシェアリングなどが伸びている。では、所有したい、所有しなくちゃあ困る、となるには、何が必要なのだろう。

いろんな条件を満たしながら…

Saturday, January 10, 2009

荷が積めて、移動し、現地で働いて、また移動する ─ そんな行動を可能にする“疲れない車”であることも、大事な要素だ。運送業者にとっても、いかに疲れないか、運転が楽か、は大きな課題の筈。疲労度を左右する第一は、座席。さらに、直進性能や旋回性能といった走行性能がこれに乗じる。

人間が操作に係わる要素が減れば…

Friday, January 09, 2009

荷が積めること ─ これは、公共輸送機関では賄えず自動車が必要となる、最初の条件だ。今の日本の鉄道や駅舎は最低最悪で、赤帽だっていないし、旅の大荷物を運ぶことが考慮されていない。写真家が写真機材を運ぶように、工具や道具、資材を運ばねばならない業種は数多い。農家だって農機具を田畑へ運び、収穫物を集荷場へ運ぶ。合同集荷とかいって巡回バスのようにトラックで田畑を走り回っていられるわけがない。こうした…

Thursday, January 08, 2009

年頭元旦から放送されているHONDAのTVCFが示すように、トヨタの赤字転落に見られるごとく、内燃機関による自動車という20世紀を象徴した産業が、変わらざるを得ない時代の変わり目にある。健康のために控えられるタバコ産業など、一つの産業の勃興と終焉は、それなりに感慨深いものだが、ことが世界経済の大動脈だけに、そんな悠長な感慨に浸っている気分にはなれない。'80年代末からクローズアップされていた環境問題に気づいて素早くモーションを起こしていれば、今頃余裕で対処できたのかも知れないが、無視し続けてきたのだから、現状は、たどり着くべくしてたどり着いたところだろう。